世界で2番目の長寿者が実践していた驚きの食習慣

世界で2番目の長寿者、エマ・モラーノさんには驚くべき習慣がありました。なんと110歳まで、毎日生卵を2個、ゆで卵を1個、計3個の卵を食べ続けていたのです。単純計算すると、彼女は110歳までに約10万個もの卵を消費したことになります。116歳という高齢にもかかわらず、写真を見るとしっかりとした様子が伺えます。

今回は卵についての話題です。もし卵が人体に何らかの悪影響をもたらすのであれば、エマさんはとっくに亡くなっていたはずです。しかし、彼女は世界長寿ランキング2位に輝き、しかも寝たきりではなく元気に過ごしていました。

「卵を1日1個以上食べると、コレステロール値が上がる!」という通説が長年信じられてきましたが、この事例を見ると、そのような説には疑問が生じます。むしろ、1日に複数個の卵を食べることが、エマさんのような長寿につながる可能性さえあるのではないでしょうか。もちろん、彼女が質の高い卵を食べていたことも重要な要素だと思われます。

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一物全体食としての卵の価値

この話題は私にとってかなり衝撃的で、「もしや?」と思わせるものでした。過去の記事「たった一つで健康堅持に完璧な食べ物!」では、「一物全体食」の素晴らしさについて書きました。一物全体食とは、一つの食べ物だけで体に必要な栄養素をバランスよく含む食材のことです。その記事では、「煮干」を最高の食材として紹介しました。

当ブログでは「卵醤の驚くべき効果効能とパワー!」で卵醤を強く推奨していますが、実は卵の役割については十分に理解していませんでした。卵醤の提唱者である一倉定氏の著書「正食と人体」でも、卵の役割についての明確な説明はありません。

しかし考えてみれば、卵も立派な一物全体食なのです。卵は一つの細胞から完全な生命体を作り出すために必要な栄養素をすべて含んでいます。

卵醤の魅力を改めて考えると、一物全体食である卵に加え、自然醸造醤油に含まれるミネラル豊富な自然塩、発酵食品である醤油のミネラル吸収の促進効果、さらに醤油の原料である大豆に含まれる有害物質(サポニン、レクチン)が発酵によって分解されることなど、様々な利点が重なっています。卵醤は、まさに奇跡的な食べ物と言えるでしょう。

健康のためにいろいろと試したいけれど、継続が難しいという方には、卵醤を4日に1回だけでも続けることをお勧めします。私自身も4日に1回飲んでおり、健康状態は絶好調です。もちろん、本物の自然醸造醤油と有精卵を使うことが大切です。

エマ・モラーノさんの生涯

エマ・モラーノさんはイタリアの女性で、1899年11月29日に生まれました。イタリアの新聞報道によると、彼女は2016年時点で世界で二番目に高齢の女性であり、19世紀に生まれて当時もなお生存していた2人のうちの1人でした(もう1人はアメリカのスザンナ・マシャット・ジョーンズさん)。

彼女の長寿は遺伝的要素も関係しているかもしれません。エマさんの母親は91歳で亡くなり、姉妹の一人は107歳まで生きたそうです。彼女のDNAはハーバード大学に研究用に送られました。

しかし、彼女のライフスタイルと強い性格も長寿に貢献していると考えられています。エネルギッシュな女性だったエマさんは、近年まで2部屋の住まいで自立して生活していました。

「意志の強さがあれば、何でもできる」と彼女は語っています。彼女には波乱の人生がありました。1938年に暴力的な夫と別居し(当時のイタリアでは離婚は許されていませんでした)、唯一の子どもは生後7ヶ月で亡くなりました。その後、39歳で独身のままでいることを選択し、「誰にも依存したくなかった」と語っています。

75年間、織物工場で働いた彼女は、医師のアドバイスでピエモンテ地方の小さな町ヴェルバニアに移り住みました。20歳の頃に貧血に苦しんでいた彼女に、医師は毎朝2つの生卵と1つの調理した卵を摂るよう処方し、彼女はその習慣を110歳まで続けました。

彼女の主治医であるカルロ・バーヴァー博士は、エマさんの健康状態は優れていると保証し、「私の患者全員が彼女のようであれば、私は新聞を読んで人生を過ごすことができただろう」と語りました。

まとめ

エマ・モラーノさんの例は、卵の健康効果を再考させる貴重な事例です。長年にわたり毎日3個の卵を食べ続けたにもかかわらず、116歳という驚異的な長寿を実現したことは、卵が健康に悪影響を与えるという通説に疑問を投げかけます。

卵は一物全体食として完璧なバランスの栄養素を含んでおり、卵醤のような形で摂取することで、さらにその効果を高められる可能性があります。健康のために無理なく続けられる習慣として、質の良い卵を適切に取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

地方の中小企業二代目社長。変化の波にもまれながら、社員と共に会社を成長させるべく奮闘する日々を送っています。

このブログでは、私自身が経営者として経験してきたこと、そして中間管理職の皆様が日々の業務で直面するであろう様々な課題に対するヒントを発信していきます。

世代間のギャップ、部下の育成、上司とのコミュニケーション、そして自身のキャリアアップ… 中間管理職の役割は多岐にわたり、その苦労は計り知れません。

時には悩み、壁にぶつかりながらも、なんとか乗り越えてきました。そんな経験を踏まえ、少しでも皆様のお役に立てるような情報を提供できればと思っています。

一緒にこの変化の時代を生き抜いていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

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