「意識」が引き寄せる不思議なエネルギーとは?心と健康の深い関係

スポーツや武道の世界では、「心・技・体」の3要素が重要だと言われています。どんなに優れた選手でも、年齢とともに体力が衰えれば引退へと向かいます。しかし、この言葉の順序に注目してみると、「心」が最初に来ていることがわかります。これは心のあり方が、技術や体力よりも重要であることを示唆しているのではないでしょうか。

同様に、健康を手に入れるための3要素として「心・食べ物・環境」が考えられます。ここでも「心」が最初に来ているのです。これまで私たちは食べ物や環境ばかりに気を取られがちでしたが、実は「心」と「健康」は最も密接な関係にあります。なぜなら、自分に起こるあらゆる出来事は、自分の「意識(心)エネルギー」によって誘導されるからです。

意識(精神、思い、考え、心、気持ち)には、使ったエネルギーの強さに応じた引力エネルギーが存在します。強く思い続けたことが現実化した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。それは偶然ではなく、良いことも悪いことも関係なく、意識したことが引力エネルギーとなって現象として現れるのです。

健康や人生を良い方向に導くためには、意識をどのように使うかが非常に重要です。そして、この「意識の力」は学歴とは無関係です。例えば、中卒でありながら大きな会社を経営している社長さんは日本中にたくさんいます。

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意識はどこに存在するのか

では、意識とはいったいどこに存在するのでしょうか?多くの人は脳だと考えるかもしれません。確かに脳は高性能なコンピューターのような役割を果たしていますが、脳というコンピューターを操作し、体を動かす司令塔は、実は脳とは別の「意識」なのです。

意識は脳が作り出しているわけではなく、全く別のものだと考えられています。意識は3次元の世界だけでなく、見えない世界や多次元世界にも繋がっており、共有されている可能性があります。

心理学者カール・ユングの「集合的無意識」という概念は、この考え方に近いものです。意識は大きく分けて「顕在意識」(自分が普通に意識すること)と「潜在意識」(無意識の領域)に分かれ、その奥には「集合的無意識」(個人の経験を超えた人類共通の無意識)が存在するという考え方です。つまり、深いレベルでは私たち全員の意識がつながっているのです。

意識と物質の不思議な関係

興味深い事例として、心臓移植の例があります。ある女性が交通事故で亡くなった青年の心臓を移植された後、性格が大きく変わったという報告があります。内気で物静かだった女性が、手術後は明るく陽気になり、以前は嫌いだったフライドチキンを好むようになったのです。脳ではなく心臓というポンプの役割を持つ臓器を移植しただけで、青年の意識や意志の一部がその女性に移った可能性があります。

これは物理学的にも説明できるかもしれません。私たちの体は細胞でできており、細胞は分子、分子は原子で構成されています。そして原子は中性子、陽子、電子からなります。

足立育朗氏の「波動の法則、宇宙からのメッセージ」によれば、あらゆる物質の元になっている原子核のうち、「中性子は意識」、「陽子は意志」であり自然の法則の「愛」だとされています。中性子には意識があり感情の役割があり、常に調和を取り続けるのです。

つまり、私たちの周りにあるすべてのものに意識が存在し、心臓移植の例は「意識」と「脳」が別物であることを示しているのかもしれません。私たちの肉体も同様に、意志の使い方、思い、考え方、心を良い方向に変えることで、健康や人生を良い方向に変えることができるのです。

この世界はホログラフィック

量子力学者デイビッド・ボーム(ロンドン大学)と神経生理学者カール・プリブラム(スタンフォード大学)は、全く異なる学問分野でありながら、同じ結論に達しました。それは、この世界は虚像(ホログラフィック)だというものです。

ホログラフィックとは、レーザー光線で作られた3次元の立体映像のことで、平面ではなく立体映像なので横からも見ることができます。この理論によれば、テレパシー、シンクロ現象、予知、臨死体験、念力、集合的無意識、さらには記憶や知覚なども整然と説明できるとされています。

ボームは「意識はすべての物質の中に存在する」と言っています。つまり、すべては意識の集合体であり、「すべての元は意識」なのです。無数にある電波の中からテレビやラジオのチャンネルを選ぶように、意識もこの空間に充満しており、あなたが意識、意志、意図したことが現実に起こり得るのです。

私たちは肉眼で見える3次元の物質世界だけに存在していると思い込んでいますが、実際は多次元的な存在なのかもしれません。人生の幸せや不幸、健康や病気なども、すべて私たちが意識したことの結果として現れているのです。意識(思い)の中身に関係なく、思ったことが現実になるとすれば、良い思いだけを抱き続けることで、良いことが起きてくるということになります。

潜在意識の力

意識は「顕在意識」(ストレートな意識)と「潜在意識」(自分では気づかない意識)に分けられます。興味深いことに、顕在意識はわずか3%で、潜在意識は97%もの影響力を持つと言われています。つまり、私たちの体はほとんど潜在意識によって支配されているのです。

潜在意識を理解するために、海を例に考えてみましょう。風のない鏡のような海面に風が吹くと波が立ちます。海面から飛び出た波の部分が顕在意識、一つの波が立ち上がって消えていく間が一人の人生と考えます。波が立ち上がった瞬間が誕生、波が沈んで消えた時が死です。

波が消えても、波は元々海の一部であり、海に戻るだけです。同様に、肉体は消えても意識体はそのままで、元々私たちは一つの大きな意識から派生しているに過ぎないのです。海水は情報を記憶し伝達することができます。この海水(意識)の特性を活用することで、健康回復や人生を良い方向に導くことができるのです。

実際には波よりも海の方が主体です。同様に、私たちも肉眼で見える世界だけに存在しているわけではなく、多次元世界から一時的に3次元の世界(肉体の世界)に来ているに過ぎないと考えられます。意識、つまり魂は多次元世界と繋がっており、すべては共有され、集合意識となっているのです。

この考え方に基づけば、透視、テレパシー、未来予知なども説明可能になります。この世界や宇宙のすべてが、見えない網の目のような意識エネルギーで繋がっているのです。

おわりに

私たちの意識は、単なる脳の働きを超えた、宇宙と繋がる大きなエネルギーの一部かもしれません。そして、その意識の使い方によって、私たちの健康や人生は大きく変わりうるのです。良い思いを抱き続けることで、良い現実を引き寄せる。それが「意識」の持つ不思議なエネルギーなのかもしれません。

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この記事を書いた人

地方の中小企業二代目社長。変化の波にもまれながら、社員と共に会社を成長させるべく奮闘する日々を送っています。

このブログでは、私自身が経営者として経験してきたこと、そして中間管理職の皆様が日々の業務で直面するであろう様々な課題に対するヒントを発信していきます。

世代間のギャップ、部下の育成、上司とのコミュニケーション、そして自身のキャリアアップ… 中間管理職の役割は多岐にわたり、その苦労は計り知れません。

時には悩み、壁にぶつかりながらも、なんとか乗り越えてきました。そんな経験を踏まえ、少しでも皆様のお役に立てるような情報を提供できればと思っています。

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