「低線療法」や「ホルミシス効果」という言葉をご存知でしょうか?これらは少量の放射線を浴びることで健康に良い効果があるという理論ですが、実はこの考え方には重大な誤解があります。放射線には自然放射線と人工放射線という2種類が存在し、その作用は全く異なるものなのです。
自然放射線とは
自然放射線は生命の源とも言える存在です。生命が生きている証である細胞分裂は、自然放射線が介在していなければ行うことができません。自然放射線は赤外線に乗った生命信号のようなもので、地球上の生物はそれを常に受け取ることで生命活動を維持しています。
自然放射線の起源
約40億年前、マグマの火山活動によって地表が溶岩石で覆われた地球上で、最初の生命の素となるアミノ酸が海の中で誕生しました。このアミノ酸から始まり、バクテリアが発生し、酸素を排出して大気やオゾン層が形成され、やがて複雑な生命体へと進化していったのです。
この過程で重要な役割を果たしたのが、地殻のマントルから出てきた「マグマ」、つまり石や鉱石です。鉱石は波動(赤外線)に乗って信号を絶えず発信しており、その信号が自然放射線となって生命体形成のプログラムとなり、私たち人間も無意識のうちにそれを受信しています。石と生命体、そして人体はこうしてリンクしているのです。
実際に一般家庭でガイガーカウンターを使って測定すると、大地から約0.2μSvほどの自然放射線を受けていることがわかります。いわゆる「パワースポット」と呼ばれる場所は、この自然放射線の数値が高い場所なのかもしれません。
植物と自然放射線の関係
自然放射線を大量に受け継いでいるのが植物です。植物が育つ原理は、土中のバクテリアが放出する酵素を吸収することで成長します。バクテリアが豊富にいる土壌では肥料や農薬は不要で、アマゾンなどの大自然ではこのサイクルで植物が勝手に生い茂ります。逆に農薬を使うとバクテリアが死滅するため、人工的な肥料が必要になるのです。
植物に含まれるカリウムやビタミン、ミネラル類は自然放射線の化身とも言えます。当ブログで紹介している野菜スープやスギナ茶などの健康食品にはカリウムが豊富に含まれています。また、アーシング(裸足で土の上を歩く)が気持ちいいのも、自然放射線を浴びている効果かもしれません。
自然放射線は遺伝子を正しく形成したり修復したりする信号を絶えず発信しています。野菜やビタミン類が健康に良いという本当の理由は、自然放射線を体内に取り込んでいるからなのです。人体の細胞には多くのカリウムが必要であり、これが健康維持に不可欠な要素となっています。
人工放射線とは
もう一方の放射線が人工放射線です。原子力爆弾、原子力発電、医療(CT、放射線治療)などから発生する人工放射線は、自然放射線とは大きく異なる性質を持っています。
放射線としての基本的な性質は同じですが、決定的な違いがあります。人工放射線は生命体の遺伝子に傷をつけるのです。自然放射線とは全く逆の作用をし、生物にとって非常に有害な放射線だと言えます。さらに恐ろしいことに、人工放射線はごく微量の被曝でも確実に遺伝子にダメージを与えます。
この事実は一般的な教育では教えられることがなく、トップレベルの教授でさえ知らないと言われています。そのため、「低線療法」や「ホルミシス効果」という理論は、自然放射線と人工放射線を区別せずに語っている点で根本的に誤りがあります。何処までが低線量で何処からが危険なのか明確な説明がなく、あいまいな理論なのです。
重要なのは、同じ1mSvの線量がガイガーカウンターで測定されても、自然放射線と人工放射線では生命体に全く異なる作用をするという点です。命を育む自然放射線と、遺伝子プログラムを破壊する人工放射線、この2種類の放射線が存在していることを理解する必要があります。
テロメアと鉱石の関係
私たちの体を構成する細胞は絶えず分裂していますが、一定回数の分裂を終えると停止し、それが細胞の死となります。この細胞分裂は自然放射線によって行われており、自然放射線なしでは不可能なのです。
細胞内のDNAにある染色体の端末部分「テロメア」は、細胞の増殖制御や老化と深く関わっています。テロメアはギリシャ語で「端末部分」を意味し、DNAの末端部です。細胞が分裂を繰り返すたびにテロメアは短くなり、あるところまで短くなると細胞は分裂できなくなります。つまり、テロメアの長さは細胞の若さを表す指標なのです。
ダウン症などの染色体異常は、XY染色体の配列が変化することで起こりますが、その原因として人工放射線の影響が考えられます。人工放射線はこのような遺伝子配列の変化を引き起こす可能性があるのです。
一方、様々な天然ラジウム鉱石を体に当てることで、テロメアが長くなったり正常に戻ったりする効果があるとされています。これは生命の根本が石によって管理・コントロールされているという興味深い事実を示唆しています。
世田谷ラジウムの家の事例
この理論を裏付ける興味深い事例が、かつて大きな話題となった「世田谷ラジウムの家」です。この家では、92歳の女性が約50年間、高濃度のラジウムを含む瓶の上で生活していました。計測された放射線量から推測すると、この女性は年間30ミリシーベルト近く被曝していたことになり、50年間で総被曝量は1500ミリシーベルトにも達します。
通常、これほどの放射線量を浴びれば健康被害が出てもおかしくないレベルですが、この女性は90歳を超えても健康体でした。これは自然放射線がどれだけ大量でも健康に害を与えないどころか、むしろ良い影響を与える可能性を示す事例です。
天然ラジウム鉱石の活用法
昔は妊婦が腹帯をする風習がありましたが、その本来の目的をご存知でしょうか?実は腹帯の中に天然ラジウム鉱石を入れることで、遺伝子が正常に継承され、健康な赤ちゃんが生まれるようにするためだったのです。腹帯は石が落ちないように保持する役目を果たしていました。
女性の健康に特に良いとされる鉱石の一つが姫川薬石です。子宮に問題のある方は、この薬石を抱いて寝ることで効果が期待できるとされています。
天然ラジウム鉱石の効果を得るには、体に常に接触させることが重要です。放射線の飛散距離は短いため、できるだけ体に近づけることが大切です。また、石の効果を最大化するには、石を信頼する意識も重要な要素です。石と自分の意識が同調することで、より良い効果が得られるのです。
鉱石の効果を手軽に得る方法として、30秒ほど石を浸した水を飲むという方法もあります。その際は、石を洗って煮沸してから使用することをお勧めします。この水は乳酸菌水の材料や、お茶の水としても使えます。
さらに、食品添加物や農薬なども天然ラジウム鉱石と接触させることで無害化されるという話もあります。また、お風呂に5〜10kgほどの鉱石を入れると、温まり効果が高まるとも言われています。
まとめ
放射線には自然放射線と人工放射線という2種類があり、その作用は全く異なります。自然放射線は生命活動に不可欠な存在であり、適切に活用することで健康維持や病気の改善に役立てることができます。一方、人工放射線は遺伝子にダメージを与え、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
こうした知識を踏まえ、自然界の恵みを上手に活用することが、現代の健康法として見直されるべきではないでしょうか。


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