現代人に必要な爆速免疫力向上法:マグネシウムとミトコンドリアの秘密

戦前と比較して、現代社会では三大疾病をはじめとする様々な新種の病気が多発しています。がん、心疾患、脳血管疾患、高血圧、糖尿病、肝臓疾患、腎臓疾患、花粉症などのアレルギーなど、一見すると異なる疾患に見えますが、実は根本原因には共通点があるのですどんな病種も原因の根本は実は同じ、改善策、健康維持、あくまで自然な形で免疫力を上げることが第一に超重要。

では、免疫力を向上させるために何をすべきなのか、シンプルかつ具体的な方法を探っていきましょう。

目次

マグネシウム:生命エネルギー製造の主役

健康を維持するために最も重要なミネラルの一つが「マグネシウム」です。多くの病気の原因は、主要ミネラル群の一つマグネシウム(Mg)が深刻に不足していることがわかってきました。

特に注目すべきは、マグネシウムとミトコンドリアの関係です。ミトコンドリアは私たちの細胞内にあるエネルギー工場であり、ミトコンドリアが身体のエネルギーを製造するのに大量に必要なのがマグネシウムなのです。

生命を維持する上で欠かせないATP(アデノシン三リン酸)の生成に、マグネシウムは必須の役割を果たしています。マグネシウムが不足すると、ミトコンドリアのエネルギー生産が低下し、体温が下がる傾向があります。がんの方や各種病気の人は、体温がたいてい35度代で非常に低いのは、このためだと考えられています。

マグネシウムの多彩な働き

マグネシウムはエネルギー生産だけでなく、身体の様々な機能に不可欠です:

  1. 筋肉の制御:マグネシウムはカルシウムとペアで筋肉の動きを制御しています。マグネシウムは筋肉を緩め、カルシウムは収縮させる働きがあり、これによって全身の動きが可能になります。
  2. 腸の運動:便秘に関係する腸の蠕動(ぜんどう)運動もマグネシウムとカルシウムはとても重要です。マグネシウムが適切に摂取できていれば、週に5〜7回の排便が期待できます。
  3. 酵素反応への関与:マグネシウムは体内で600以上の酵素反応&生成に関与していると言われる超重要なミネラルです。酵素はタンパク質でできていますが、マグネシウムと連携して体の重要な機能をコントロールしています。

日本人は平均してマグネシウムは100mg/日不足していると言われており、意識的に摂取する必要があります。

免疫力を下げる食習慣と改善策

免疫力を向上させるためには、良いものを取り入れるだけでなく、悪いものを排除することも重要です。以下のポイントに注意しましょう:

糖質のコントロール

現代人は小麦や白米など穀類系の良くない糖質を多く食べがちです。すべての糖質が悪いわけではなく、選び方が重要です。

おすすめの糖質:

  • さつまいも、里芋、山芋
  • 発芽発酵玄米
  • かぼちゃ、トウモロコシ

控えるべき糖質:

  • パン、麺類、お菓子などの小麦製品
  • 白米、お餅、ジャガイモ

1日2食という選択肢

興味深いことに、朝食抜きの1日2食は免疫力がなんと4倍になるといわれています。これは16時間の間、糖質を摂らないことで断食効果を得られるためです。

甲田光雄氏の研究によると、朝食を抜く健康法は様々な症状に高い有効率を示しています:

  • 肩こり:有効率95%
  • 便通:有効率93%
  • 疲れ:有効率95%
  • 頭痛・頭重:有効率94%
  • 花粉症:有効率85%

朝は糖質を含まない水分や食べ物なら摂取しても問題ありません。

避けるべき食品

小麦、白砂糖(人工甘味料)、植物油、乳製品は、体内でアルデヒドを生成したり、腸壁の透過性を高めてリーキーガット症候群を引き起こす可能性があります。特に小麦は注意が必要で、日本へ輸出する米国の穀物農家は、発がん性に加え腸内細菌を殺してしまうグリホサートを小麦に直接散布しています。

バランスの取れた栄養摂取の重要性

マグネシウムは重要ですが、それだけでは不十分です。カリウム、リン、鉄、亜鉛、マンガン、銅など、ATPエネルギーを作るのに必須のミネラル群も大幅に不足しているので、これらをバランスよく摂取することが大切です。

これらのミネラルは体内で合成できないため、食事から定期的に摂取する必要があります。バランスの取れた食生活と、必要に応じたサプリメントの活用を検討しましょう。

まとめ:シンプルな健康維持法

現代社会における多くの疾患は、ミネラル不足、特にマグネシウム不足によるミトコンドリア機能の低下が根本原因の一つと考えられます。免疫力を向上させるための具体的なステップは以下の通りです:

  1. マグネシウムを含む食品や必要に応じてサプリメントを意識的に摂取する
  2. 質の悪い糖質を減らし、良質な糖質を選ぶ
  3. 朝食を抜いて1日2食のリズムを試してみる
  4. 小麦、白砂糖、植物油、乳製品の摂取を控える
  5. 多様なミネラルをバランスよく摂取する

これらの方法を継続的に実践することで、自然な形で免疫力を向上させ、様々な健康問題の予防や改善につながることが期待できます。

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この記事を書いた人

地方の中小企業二代目社長。変化の波にもまれながら、社員と共に会社を成長させるべく奮闘する日々を送っています。

このブログでは、私自身が経営者として経験してきたこと、そして中間管理職の皆様が日々の業務で直面するであろう様々な課題に対するヒントを発信していきます。

世代間のギャップ、部下の育成、上司とのコミュニケーション、そして自身のキャリアアップ… 中間管理職の役割は多岐にわたり、その苦労は計り知れません。

時には悩み、壁にぶつかりながらも、なんとか乗り越えてきました。そんな経験を踏まえ、少しでも皆様のお役に立てるような情報を提供できればと思っています。

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