血液・体液・羊水の関係は?生命の源「海水」の驚くべき真実

健康に良いとされる様々な食品や栄養素を摂取しても、体内に「塩」が介在しなければその効果は十分に発揮されないことがわかってきました。本記事では、人体における塩の驚くべき重要性と、適切な塩の選び方について解説します。

目次

人体と海水の不思議な関係

私たちの血液、体液、そして羊水は、海水を薄めた塩水とほとんど同じ成分でできています。水、塩、ミネラル—これらのどれが欠けても、人間は生きていくことができません。言い換えれば、海がなければ人類は存在し得なかったのです。

ありとあらゆる食材の中で、塩こそが究極の生命の源と言えるでしょう。しかし、現在市場に出回っている多くの塩は化学的に精製された化学塩であり、本来の海塩とは全く異なる化学物質です。このような化学物質が血液や羊水の構成要素となると、様々な病気を発症するのは当然の結果と言えるでしょう。

減塩キャンペーンの真実

現在も医療機関やメディアからの減塩キャンペーンが盛んですが、本来伝えるべきメッセージは「化学塩(精製塩)は毒物です。自然海塩は健康に必要ですからたっぷり摂りましょう」であるべきです。しかし、これでは病人が減り医療界の利益が損なわれるため、情報がすり替えられている可能性があります。

減塩して血圧が下がったり健康になったりした人を実際に見たことがあるでしょうか?むしろ、減塩に取り組んでいる人ほど活力がなく顔色が悪い傾向があると感じられます。

また、減塩味噌や減塩醤油など減塩食品の多くは、本来の発酵過程を経ず、雑菌の繁殖を防ぐために防腐剤や化学物質が添加されています。これは人体にもあてはまり、体内の塩分濃度が下がると「腐りやすく」なる、つまり病気になりやすくなるのです。

塩の3大能力

入院患者の病院食は極端な減塩食であることが多く、多くの患者が「水臭くて不味い」と感じます。これは舌も体も塩を求めている反応なのです。自然に感じる美味しい塩加減とは、人体が本能的に要求している塩分量なのです。

塩が人体に及ぼす主要な機能には以下のようなものがあります:

1. 塩は筋力の源

人体は塩の浸透圧パワーによって動いています。どんなに筋トレをしても塩分が不足していると、脱力感を感じスタミナを失います。

塩分不足になると腸内の筋肉が弱まり、ぜん動運動が低下して便秘を引き起こします。心臓も塩分不足になると毛細血管の隅々まで血液を送ることができず、それを補うために筋肉量を増やして自ら肥大します。これが心臓機能を低下させる心臓肥大の原因となり、こうした状態での減塩は命取りになりかねません。

2. 塩は体温のコントローラー

夏の暑さや激しい運動で体温が上昇しすぎると、体は塩分濃度の高い汗をかいて塩分を体外に放出し、体温を下げようとします。これが過度になると塩分不足となり、脱水症状を引き起こします。

逆に寒いときは、体液から水分だけを排出して塩分濃度を高め、体温を上げようとします。そのため寒いと頻繁にトイレに行きたくなりますが、この尿にはほとんど塩分が含まれていません。冷え性の一因は、塩分濃度の不足による体温コントロール障害にあるのです。

3. 塩は導電物質

人間の生理機能はすべて脳幹からの電気信号(電流)によってコントロールされています。塩分は電気をよく通す物質であり、体内の塩分濃度が不足すると電流の流れが悪くなります。そのため情報伝達が上手くいかず、全身の様々な体調不良を引き起こすのです。

これを無理に機能させようとすると脳幹に負担がかかり、頭痛を引き起こします。

まとめ

「全身の筋肉」「体温調節」「脳の指令伝達」といった生きるための三大要素に、塩が深く関わっていることがわかります。適切な質の塩を適量摂取することは、健康維持のために非常に重要なのです。

健康のためには、化学的に精製された塩ではなく、自然海塩を選び、適切な量を摂取することが大切です。体が求める自然な塩加減に耳を傾け、本来の健康を取り戻していきましょう。

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この記事を書いた人

地方の中小企業二代目社長。変化の波にもまれながら、社員と共に会社を成長させるべく奮闘する日々を送っています。

このブログでは、私自身が経営者として経験してきたこと、そして中間管理職の皆様が日々の業務で直面するであろう様々な課題に対するヒントを発信していきます。

世代間のギャップ、部下の育成、上司とのコミュニケーション、そして自身のキャリアアップ… 中間管理職の役割は多岐にわたり、その苦労は計り知れません。

時には悩み、壁にぶつかりながらも、なんとか乗り越えてきました。そんな経験を踏まえ、少しでも皆様のお役に立てるような情報を提供できればと思っています。

一緒にこの変化の時代を生き抜いていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

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